医療関係者の方へ(研修医・学生)

大阪市立大学大学院医学研究科麻酔科学講座

手術麻酔

当院は中央手術部に16室の手術室を有し、麻酔科医は手術部の中心となって活動しています。
平成28年の手術件数は約12000件で、うち約6000件を麻酔科が管理しています。
対象の診療分野は腹部一般外科をはじめ、心臓血管外科、脳神経外科、胸部外科、整形外科、小児外科、産科、婦人科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、形成外科など、多岐にわたっています。

患者様への安全な麻酔管理の提供をモットーに、術前から術後への診療システムを構築しています。

1. 麻酔科術前診察外来

患者様は手術2日前までに麻酔科外来で術前診察を受けます。麻酔科専門医が診察にあたり、全身状態や術前検査データをチェックします。麻酔方法を決定し、患者様に麻酔の説明を行います。

2. 手術前病棟訪問

手術前日に麻酔担当医が患者様のベッドサイドを訪問します。全身状態に変化がないかチェックを行い、今一度、患者様に麻酔の説明を行って不安を和らげます。

3. 症例検討会

毎朝8時より、当日の手術症例検討会が行われます。担当麻酔科医が症例を発表し、医局員全員で問題点と麻酔計画を確認します。

4. 手術

原則として、前期/後期研修医、麻酔科標榜医、麻酔科専門医の3名体制で手術に対応します。

5. 回復室

回復室で患者様の安定化を確認して帰棟していただきます。

6. 術後回診

担当麻酔科医は術当日および翌日に病棟を訪問します。術後患者様の全身状態を確認し、問題が生じた場合は解決するまでフォローアップします。

7. 麻酔科コンサルト

合併症を有する患者様や特殊な術式を予定する場合は、外科主治医が麻酔科を訪問してコンサルトを行います。翌朝の症例検討会で麻酔計画を決定します。