医療関係者の方へ(研修医・学生)

大阪市立大学大学院医学研究科麻酔科学講座

教授挨拶

診療部長挨拶

大阪市立大学 大学院医学研究科 麻酔科学講座 教授の西川でございます。
大阪市立大学麻酔科学講座は、昭和35年に麻酔部としての発足から昭和46年に初代教授として藤森 貢教授が講座を開設された時に始まります。その後教室は大きく発展を遂げ、平成7年よりは第二代浅田 章教授が臨床と研究の発展に尽力され教室の運営に努めてこられました。平成23年4月より、浅田前教授の後任として私が第三代として教室の主宰を拝命いたしました。

われわれ麻酔科医の主要な活躍の場は手術室でありますが、患者様が早期に回復して日常の生活に戻れるよう、麻酔という手法を通じて手術中に加わるさまざまなストレスから解放するだけでなく、術前・術後を含めた周術期全体の患者管理に関わり、患者様を中心とした効率の良い医療をコーディネートしてゆきたいと考えています。また、疼痛管理のプロフェッショナルとして、ペインクリニックならびに緩和医療では痛みで悩む患者様の治療に携わっています。

臨床研究では、術中管理のみならず、術後の回復経過や手術成績向上に寄与できる「麻酔の質」の向上をめざす研究を行っています。基礎研究では、現在はパッチクランプ手法を用いた脳ミクログリアや心筋における麻酔薬の作用の研究、脊髄in vivoパッチクランプ法を用いた痛みと脊髄における変調の研究、痛みと脳内モノアミン動態の研究を行っています。海外留学、国内留学を奨励しており、シカゴのノースウエスタン大学、学内の分子細胞生理学や、岡崎生理学研究所とも交流を持っています。

われわれは大学病院の使命として、良い麻酔科医・よい研究者を育てることはもちろんですが、医学生、初期研修医に対しても、将来の進路にかかわらず麻酔科学というものを通して全身管理というものを教える事に誇りと情熱を持って取り組んでいます。

痛みと急性期の呼吸・循環・中枢神経の反応の機序と治療法を解明し、患者様の痛みからの解放と、安全、安心を確保しながら時代のニーズにマッチした質の高いスピードのある医療を行う麻酔科をめざしたいと考えております。
大阪の南の玄関口というすばらしいロケーションにあるこの病院の麻酔科で、一緒に楽しんで仕事をしたいという人を歓迎いたします。